昨今は背の高い軽自動車が人気で、ホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」など、好調な販売を誇っています。そんななか、2020年3月に発売された日産新型「ルークス」の販売が伸び悩んでいるように見えますが、それはどういうことなのでしょうか。
発売直後にコロナ禍の影響を受けた新型ルークス
最近はトヨタ「ヤリスクロス」や日産「キックス」といった新型コンパクトSUVが注目されていますが、安定的に高い売れ行きを保っているのは、以前と同様に背の高い軽自動車です。
とくに全高が1700mmを超えるスライドドアを備えたホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」、ダイハツ「タント」が好調です。

2020年1月から9月の販売台数は、1か月平均で見ると、もっとも多いN-BOXが1万6758台、2位はスペーシアの1万1648台、3位はタントの1万712台と続きます。コロナ禍においても、高い売れ行きとなりました。
いまの国内販売ランキングの上位車種は、これらのスーパーハイトワゴンと呼ばれる軽自動車で占められています。
そのなかで伸び悩んでいるのが日産「ルークス」でしょう。ルークスは前述の3車種と同様、全高が1700mmを超えるスライドドアを備えたスーパーハイトワゴンです。
先代型の「デイズルークス」から2020年2月にフルモデルチェンジした新型ルークスは、日産と三菱が共同開発をおこない、三菱ブランドでは「eKスペース/eKクロススペース」として販売されています。
販売台数は、三菱ブランドよりも日産ブランドのルークスのほうが多いですが、フルモデルチェンジ直後の2020年3月から9月の販売台数を平均すると、新型ルークスは1か月当たり6964台が売れています。
コロナ禍の影響が収まった6月には9431台、7月は8831台、お盆休みの8月を挟んで9月には1万736台に達しています。それでもN-BOX、スペーシア、タントに比べると売れ行きは見劣りします。
この理由について販売店に尋ねると、以下のような返答でした。
「新型ルークスの発売は2020年2月なので、もっとも売れ行きを伸ばせる肝心な時期に、コロナ禍の影響を受けました。そのために3月から5月頃は納期も長引き、販売台数が伸び悩んでいます。この状況が回復したのは6月以降でしょう。いまでは納期も1か月から2か月に収まり、順調になっています」
それでも月別の軽自動車販売ランキングを見ると、ほとんどの月でN-BOX、スペーシア、タントを下まわります。これはなぜでしょうか。
「日産の軽自動車でもっとも売れているのは新型ルークスですが、ハイトワゴンの『デイズ』も割安な価格で『プロパイロット』などを選べることから人気が高いです。さらに小型/普通車の『ノート』と『セレナ』も好調に売れており、その分だけ新型ルークスの売れ行きが大人しいのでしょう」
日産では確かにデイズも堅調に売れています。デイズの登場は2019年3月ですが、最近は5000台から6000台を安定して販売しており、9月は7502台になりました。
また9月にはノートが6493台、セレナも6353台が登録されたので、日産では4車種がバランス良く売れているわけです。
"人気の" - Google ニュース
November 24, 2020 at 07:11AM
https://ift.tt/3frkHRP
軽人気のなか日産「ルークス」が伸び悩み? N-BOX絶好調のホンダと異なる事情とは - くるまのニュース
"人気の" - Google ニュース
https://ift.tt/35PGmNY
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "軽人気のなか日産「ルークス」が伸び悩み? N-BOX絶好調のホンダと異なる事情とは - くるまのニュース"
Post a Comment