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コロナ禍でも人気のアルバイト先ランキング、3位東京ディズニーリゾート、2位無印良品、1位は? - @DIME

時代によって移り変わる人気のアルバイト先。特にコロナ禍の今年は、消費者ニーズの変動や働く側の安全確保の観点から、意外なアルバイト先に就業希望者が殺到していそうだ。

そこで今回、株式会社ツナググループ・ホールディングスを母体とする多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」により、全国のアルバイト求職者16~69歳1,000人を対象にした、【2020年アルバイト採用ブランド力調査】(※1)が実施されたので、その結果を紹介していきたい。

コロナ禍のアルバイト採用ブランドランキング1位は100円均一のダイソー

コロナ禍におけるアルバイト探しのキーワードは、「安全」「近場」「短時間」であることが分かった(※2)。こうした就業意識がアルバイトの採用ブランドランキングにもダイレクトに反映されている。

【2020年のアルバイト採用ブランドランキング】1位はダイソーだった。ここ数年、アルバイトの職場として「100円均一業界」人気が高まりを見せており、昨年のランキングでは1位セリア、2位ダイソーと「100円均一業界」で1位2位を独占したほど。人気の理由は、価格がほぼ100円で統一されていることから、自分でも働きやすそうという圧倒的な敷居の低さにあった。

そうした業界の特徴を追い風としつつも、今年、ダイソーがセリアをかわして1位になったのは、コロナ禍によって「通いやすさ」への重視度が高まったことが大きく影響している。

ダイソー3493店:セリア1679店(2020年2月時点)と店舗数に倍以上の差があり、“安全に通える身近な職場”としてダイソーに軍配が上がったのだろう。また“ダイソーにないものはない”と言わしめる品揃えの豊富さもブランド価値につながっている。

感染不安から「近場」「短時間」志向が高まる中、コンビニ業界のブランド力も復活

昨年トップ10圏内から姿を消した「コンビニ業界」だったが、4位セブン-イレブン、8位ローソン、9位ファミリーマートと3大ブランドが揃ってトップ10内に復活したのも今年の特徴。

ここ数年、コンビニ業界はバイトテロやコンビニ強盗といった環境悪化に加え、キャッシュレス化推進によるレジ業務の複雑化など、ネガティブイメージが高まっていた。

今年の調査でも、他の小売業と比較した場合、「安全」のスコアは相対的に低い傾向にある。しかし「近場」「短時間」というコロナ禍によって重視度が高まった項目で高スコアをマークしていることが、ブランド力復活を後押しした。

3大ブランド内での比較でいくと、セブン-イレブン一強から、3つ巴の時代に入ってきたような印象を持つ。これまでは、アルバイトを探す際に重視する項目(=魅力因子)のスコアにおいて、全ての項目でセブン-イレブンがトップだったが、項目によってスコアの逆転が見られた

同じ小売業でもスーパーやドラッグストア人気は低下。買い占め報道の残像が影響か

「100円均一業界」「コンビニ業界」が身近な職場として上位にランクインしたのに対し、「生活雑貨業界」は、圧倒的な「安全感」「職場環境のよさ」が評価されている。

2位の無印良品は、昨年の4位からさらに順位を上げた。ここ数年、ずっと上位にランクインするブランドだが、コロナ禍での最重視項目である「安全」のスコアが1位で、“安心して働ける職場イメージ”は群を抜いている。トップ10には届かなかったものの、同業界のニトリも安全スコアが高く出ている。

一方で、明暗を分けたのが「スーパー」「ドラッグストア」。生活維持に不可欠なエッセンシャルワーカーとしてリスペクトされる業界である反面、いざ働くとなると躊躇するとの声が多数。『忙しくすぎて休めないのでは』『レジなど密になりやすくて不安』『殺気だったお客さんからのクレームが恐い』など、緊急事態宣言時の買い占め報道映像が生々しい記憶に残っているようだ。

※1)【アルバイト採用ブランド力調査(ブランド力ランキング)】とは
・ツナグ働き方研究所では、毎年【アルバイト採用ブランド力調査(ブランド力ランキング)】を調査発表している。単なる人気ランキングでは認知度や表層的イメージに左右されやすいことから、下記のアプローチを用いて「採用力」の高さによってランキングを作成している。

・アルバイトを選択する際に重視する9因子を抽出し、その重視度において項目の採用力偏差値を算出(図1)。アルバイト勤務先として代表的な50ブランドにおいて、その各因子についての評価を調査。評価ポイントに採用力偏差値の加重値を掛け合わせ、その合計値によってランキングを作成。

※2)コロナ禍におけるアルバイト探しの重視項目(図2)
冒頭でも述べた通り、求職者がアルバイトを探す際に重視する項目の中で、新型コロナウイルス感染問題によって重視度が高まったのは、「安全」「場所=近場」「時間=短時間勤務」という項目だった。

最も重視度が高まったのは、やはり職場の安全。次いで重視度が高まったのが「場所」。職場内の安全だけでなく、「職場外の安全」という観点から近場での勤務を重視する傾向が現れている。
インタビューでも繁華街など勤務場所に対する不安や通勤のリスクを気にする声が多数あがっていた。また感染への不安から働きすぎを警戒し「短時間勤務」志向が高まっているようだ。「長時間のシフトは怖い」「あまり長く働きたくない」という声が多く聞かれた。

<調査概要>
調査対象:業種を問わずパート・アルバイトとして求職経験が2年以内にある求職者または現就業者
全国の16〜69歳の男女 1,000名(男性:500名・女性:500名)
調査期間:2020年6月24日~7月2日
調査手法:インターネット調査
有効回答:1000名

出典元:株式会社ツナググループ・ホールディングス

構成/こじへい

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September 12, 2020 at 08:56AM
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