
7月10日から観客動員に踏み切ったプロ野球とサッカーJリーグ。人気のカードをめぐっては限定5000枚となる“プラチナチケット”の争奪戦が繰り広げられる一方、感染防止のために禁止された指笛を鳴らすなど「これはOKなの?」という“マナー違反”も一部でみられた。スタジアムのクラスター(感染者集団)化につながれば、多くのファンが待ち望んだ生観戦に水を差しかねず、自制も求められそうだ。
いつもの浦和スタイルに
12日、埼玉スタジアム。サッカーのJ1浦和は宿敵・鹿島をホームに迎えた。浦和サポーターにとっては自チームに直に声援を送る今季初の機会。熱狂的で知られる彼らのボルテージが上がらないはずがない。
チャント(応援歌)もなければ、ゴール裏を埋め尽くす大旗もない。序盤こそおとなしかった浦和サポーターだったが、自チームの好機にゴール裏サポーターが「バタバタ」と自席前のプラスチック製の椅子をたたき出したのをきっかけに、応援は徐々にエスカレート。
マスクを外すか、マスクの横から指を入れて指笛を吹き鳴らしたかと思えば、ハーフタイムには旗を掲げ、試合終了後には勝利の儀式である歌を口ずさんで、チーム名を連呼するなど、いつしか“平時のスタイル”に戻っていた。
「感染拡大防止が最優先だが、サポーターの感情の発露を抑えきるのは難しい」とクラブ幹部も頭を抱える。
指笛は“レッドカード”
Jリーグはガイドラインで、応援扇動▽声を出した応援や指笛▽タオルやフラッグを振り回すこと▽メガホン使用▽鳴り物-などの禁止行為を示している。飛沫(ひまつ)感染などを防ぐためだ。
他クラブのサポーターも、自軍の選手がファウルに合えば相手選手に罵声を浴びせることはあるが、好プレーに対し拍手を送るのがおおむねの対応。基準に則れば、少なくとも指笛は“レッドカード”に該当する。
「多くのサポーターが悲しい思いをしたと思う」と表情をゆがませたのはJリーグの村井満チェアマン。スタジアムがクラスターの場となれば、観戦を待ち望んできたサポーターからその機会を再び奪うことになりかねない。
16日の会見で村井チェアマンは「指笛は飛沫が飛び、自らの仲間を危険にさらす行為」と指摘。啓発を続ける姿勢を示した上で「ガイドラインは命令ではない。1人1人の理解と行動で改善を実現してほしい」と呼びかけた。
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July 24, 2020 at 06:00AM
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