将棋の高校生プロ藤井聡太七段(17)の殺害を予告する内容の電話が、出身地の愛知県瀬戸市役所にあったことが26日、捜査関係者への取材で分かった。瀬戸署は脅迫容疑で捜査している。

捜査関係者によると、電話は24日にあり、市は25日に県警に通報。同署は26日、藤井七段が新幹線で移動する際、車内を警戒したが、トラブルはなかった。

藤井七段は2016年10月、最年少の14歳2カ月でプロ入り。17年6月にはデビューから無敗で最多の29連勝を達成するなど、数々の最年少記録を打ち立てた。(共同)