お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子(38)が新型コロナウイルスに感染したと8日、所属するホリプロが文書で発表した。

先月29日に嗅覚に異変を感じたが、アレルギー性鼻炎のために症状の判断がつかなかったという。今月3日に親しい知人が新型コロナウイルス陽性と診断されたことを知り、改めて自身の症状を確認したところ発熱していることに気付いた。4日以降、自宅待機と保健所との連絡を続け、7日に医療機関を受診したところ、陽性判定が出たという。現在は熱、せきの症状はなく、嗅覚も徐々に戻り、自宅待機をしているという。

相方の川村エミコ(40)は症状はないものの、自宅待機をしているという。

福島県出身の白鳥は、07年からお笑い芸人として活動し、08年から川村とのコンビ「たんぽぽ」として活動を開始した。福島テレビの情報番組「サタふく」(土曜正午)に先月28日に生出演していた。6日には東海テレビの情報番組「スイッチ!」に出演していたが、ロケの様子がVTRで流れたのみで、生出演はなかった。

30日には新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70)をしのびブログを更新。共演経験に感謝しつつ、「家族でおなかがよじれるほど笑った幼い頃から、大人になった今まで、沢山の笑いを、元気を、ありがとうございました。本当に沢山お世話になりました。さみしいです。心からご冥福をお祈りいたします」などと記していた。

◆白鳥久美子(しらとり・くみこ)1981年(昭56)12月11日福島県生まれ。日本大学芸術学部を卒業。07年にお笑い芸人としてホリプロに所属し、08年に川村とコンビ「たんぽぽ」を結成しツッコミを担当。12年にはエッセー「処女芸人」を出版。趣味は散歩、特技は詩を書くこと。血液型B。